『やらなきゃいけないことが多すぎて終わりが見えない…』 こんなお悩み、ありませんか?
今日は、増え続けるタスクへの対策をご紹介。 さて、だいぶ気候も過ごしやすくなってきました。 ゆえに、体も頭も動きやすく、今まで以上に頑張ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか? ㅤ そして、いつものTODOリストに加えて、年末に向けて、プライベートでも仕事でも、普段とは違うタスクが増える時期なのではないでしょうか。 ㅤ 疲れた体と心にムチ打って頑張っているのに、
やってもやってもやることが降り注いで
終わりが見えない…。 そんな時ふと立ち止まって考えてみると、
どんなに頑張ってもTODOリストが短くならないのは、
誰かが常にタスクを追加し続けてくるから、
という方もいるでしょう。 ㅤ そんな時、アサーティブコミュニケーションが役立つかもしれません。
【アサーティブコミュニケーション (Assertive Communication)】
アサーションを訳すと、「主張」。
アサーティブコミュニケーションは、主張を使ったコミュニケーションの方法です。 「主張」と日本語で書くと、自己中心的と感じるかもしれません。 ㅤ 日本の文化では、良し悪しは置いておいて、 自己犠牲を美徳とするところもあるので、 そう感じるのかもしれません。 ㅤ しかし、やってもやっても終わらないという状況が続くと、心も体も疲弊させてしまいます…。 ㅤ それを防ぐためには、 相手のことを尊重しつつも、 自分の気持ちやニーズを把握し、 しっかり伝えることが大切です。 ㅤ これを、アサーティブコミュニケーションと言います。 そしてこれを使うと、思ったよりも軋轢を生まずに自分の感情や限界を相手に伝えることができるでしょう。
心理学やコミュニケーション学の分野で生まれたもので、日本でも広まってきているので、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
とてもシンプルなので、もし使えそうだと感じたら試してみてくださいね。
◾️ アサーティブコミュニケーションのやり方 ◾️ アサーティブコミュニケーションとは、自分の主張を「"I" ステートメント」を使って表現すること。 日本語では、意識せずに主語を省くことが多いですが、アサーティブコミュニケーションでは「私は」という主語を敢えて意識します("I" ステートメント)。
ただそれだけなんです。 やり方は簡単ですね ^^ ㅤ なぜこれが有効なのか?何かコツがあるのか? いくつかポイントをご説明します。 ㅤ ポイント1:「自分の」感情や視点に焦点を当てて文を構成する そうすることで、相手に非難の責任を押し付けずに伝えられます
アサーティブコミュニケーション使用例: 「私は、あなたの言葉から〇〇について、不安に感じました。」
アサーティブコミュニケーションを使わない例: 「あなたの〇〇についての言葉が、私を不安にさせたんです。」
ここで、上二つを自分が言われたと想像してみてください。
アサーティブコミュニケーションを使わない場合、責めているように聞こえないでしょうか。
逆に、アサーションを使った方は、受け止めやすいように感じませんか?
ポイント2:具体的な表現を使う
事実や状況を挙げ、具体的な問題点を伝えることで、建設的な会話が進みます
ㅤ
例: 「私は、毎日のタスクがとても多く、処理できないまま更に次の日タスクが増えるので、ストレスを感じています。」
ポイント3: 相手が受け入れやすい声のトーンとボディランゲージを使う 必要なことを、穏やかに自信を持って伝えてみてください。 ㅤ 怒りや攻撃的なトーンやボディランゲージは、相手を防御体制にするだけ。逆に攻撃的にしてしまうこともあリます。
そうなると解決が遠のいてしまうので、できるだけ避けた方がいいでしょう
ポイント4: 相手の反応を尊重する ㅤ アサーティブコミュニケーションを使う時は、喧嘩をするために主張するのではなく、あなたの問題を解決するために主張します。
そのためには、相手の反応に対しても理解と尊重の意志を示すことが大切になってきます。
相手と意見が食い違っても、冷静に対処するよう心がけると、建設的な会話ができていくでしょう
いかがですか?
ちょっとメンタル的なハードルがある方は、練習することで上達していきます。
ご自身のために使えるテクニックだと思えたら、頑張ってみてくださいね ^^ 最後に、職場でタスクを減らして欲しい場合の具体的な使用例を見ていきましょう。 ㅤ 例えば、ToDoリストに絶えずタスクが追加され終わりが見えず過労を感じている場合は…。 ㅤ 「私は、やってもやってもタスクが減らないと感じています。 自分が限界を超えないよう、そして効率的に仕事を進めるために、ご協力をお願いできませんでしょうか。」 ㅤ こんなふうにアサーティブコミュニケーションを取ってみてください。 断られても、なぜ相手が断るのか、その意図を考えながら、また違った角度からアサーティブコミュニケーションをしてみてくださいね。 結果、仕事の負担を軽減できるかもしれません。 さて。 ここで一つ、ぜひ見直していただきたいことがあります。
それは… 実は、アサーティブコミュニケーションすべき相手は自分の中にいたりしませんか?
タスクを増やし過ぎているのは、あなた自身ということはありませんか? ㅤ 自分の心・感情はもう限界だと言っているのに、 それを無視して理性やプライド、 何かしらの心理ブロック(思い込み)によって タスクを増やし続ける自分はいませんか?
そんな時は、 感情側の自分から、 タスクを増やし続けている自分へ アサーティブコミュニケーションをしてみてくださいね。
成功し続けるためには、ご自身のケアはご自身でするのがどうしても必要になってきます。
自分でケアが難しければ、周りに助けを求めるのも立派なケアですよ ^^
無理しすぎないようにしてくださいね。
いつでも応援しております。 今日も素敵な1日を✨
[ Spain / Santiago de Compostela ]
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人生謳歌メンターコーチ 彩文ひさこ
米国NLP & コーチング研究所認定 NLPプロフェッショナルコーチ
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日本NLP協会Metaphors of Movement Level I/II Training修了
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